真白く輝く北の音楽

中学の同窓会、クソつまんねかったわー…。

元々バカみてえな奴はより救いがたくバカで、

そんなでもなかった奴は譲歩の余地がなくなるほどにバカに変わっていた…。

なにが「俺アルコール無いとダメだわ（笑）」だ。

ほんっと、そういうのは中学までにしてほしい…。

結局同じ高校行って毎日顔合わせてる子らと話したよ。

はーあ。期待はずれだ。




＊＊

明日は3月3日ですね。祭りですね。

何のお祭りかって？




そんなの、「裸押し合い大祭」に決まってるじゃないですか～。


そう、我らが地元では女の子の祭り「ひな祭り」がひっそりと恥じらって影をひそめ、

代わりに存分に男くさい祭がもよおされるのです。

その名も「裸押し合い大祭」。日本三大奇祭のうちの一つらしいです。（「奇」って…。）


屈強な男どもが真冬に、サラシを巻いて、「サンヨー、サンヨッ」の掛け声と共に

巨大なロウソクをかつぎ街を練り歩き、寺に入り、

その年の五穀豊穣とか無病息災とかを祈って押し合って何かを取り合うのです。

（いまだに何を取り合うのかよく知らない）

ちなみに中学2年の男子はサラシを巻いて水行をする義務（一応任意制だけどほぼ義務化）がある。


どうです。この女の入り込む余地のない祭り。

一応なんか巫女さんとかもやるけどね。舞とか。

餅まきとか、出れるけどね。この餅まき、なかなかに阿鼻叫喚なモノです。

ボーっとしてると、女でも容赦なく押されて倒れてしまうのです。

ちなみに最後の最後、「弓張り参与」という、

なんかちょうちんみてえなものを取り合って、取れた人はその年に幸せになれるみてえな、

大トリの行事があるんですけど、それは女子どもは参加できんのです。

大人の男の人が折り重なるようになっちゃうので、大変危険であるようです。

あたしは出てみたいんだけどなー。


ちなみに、その祭りの前日（つまり今日）から、女たちは鱈を煮込んで、祭りに備えるのです。

で、なにが言いたかったって言うと、

その鱈のにおいがすっげー臭くて吐き気がするってことを言いたかったのです。

ちょう生臭い。おえっ。



それにしてもここまで書いちゃったら住所がある程度特定される気が…。

まあいっか。みんな来るといいと思うよ。ツルヨ家に。

友人達から「適度な散らかり具合が良い。」と評判だよ。







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